あなたは、学びを自分のものにできてますか?
先日、クッキングクラスにお越しくださった方が興味深い話をシェアしてくださいました。
自分のことがわからず、このモヤモヤをなんとかしたいと、セラピーを受けたり心理学を学んだり、自分を知るためのアプローチをしてきて、ある程度まではうまくいくし、なんだかできている気になっていました。
だけど、料理の悩みだけは解決できない。
頭の中で料理をシュミレーションしているときは、完璧で!ご満悦で!すべてバッチリと思うのに、実際に作ってみるとイメージ通りにいかないんです。
ダメな部分がいっぱいでてきて、想定外のことも起きるし、ほんとイヤになる。
それを繰り返して、なるほどそうか、頭の中でわかったつもりになっているだけではダメなんだと思ったんです。
なんとなく、わかったつもりでは結果をだせないのが料理。
ココロの悩みという目に見えない部分は、なんとなくでもごまかせるけど、その状態では現実を変えられないんだな。だから、料理がキモだと感じたんですーーーと。
すばらしい洞察力に感動しました。
そうなんです、そうなんですよ!
どんなにすばらしい教えも、メソッドも、頭で理解しているだけでは持っていないのと同じで、それを実践できてはじめて、自分の力となり、目の前の現実を変えていくことができます。
料理は、そのもっとも日常的で現実的なことのひとつじゃないでしょうか?
レシピ本を丸暗記して作り方をすべて覚えても、それを実際に作ったことがなければ「作れる!」とは言えませんよね。
料理ではそれがわかるのに、人生の様々なメソッド(仕事がはかどる時間術とか、コミュニケーション力がアップする会話術とか )では、本を読んだだけで、人から話を聞いただけで、できるようになった気になっているのはあるあるです。
なので、どんなメソッドも実践できてなんぼ!!!
(この大阪弁、関西以外の人にも伝わるかな?(笑))
自分でやってみて、失敗して、おかしいなあと考えて、またやってみて、少しずつ腕を磨いていくのです。
そうやって、「学ぶ」「実践する」「自分のものになる」というサイクルがうまく回るようになったら、どんな学びでも同じように、このサイクルを回せるようになると私は思います。
天女の台所がアプローチしているのは、まさに、その実践です。
料理という現実創造を通して、自分の頭の中のイメージを目の前に現実化するプロセスを手に入れてもらうこと。
さらに、料理だけでなく、人生のあらゆる場面でも同じように、自分の頭の中を現実化できるようになってもらうこと。
そうすれば、人生は少しずつ、あなたの望むカタチへとシフトしていきます。
もちろん、自転車に乗れるようになるまで少し練習が必要なように、料理も人生も、いますぐ、奇跡のように、理想の結果がうまれるわけじゃない。
だけど、大きな視点でとらえるなら、私たちは、その現実創造を楽しむために生まれてきたと思うから、コツコツと淡々と日々実践していくうちに、じわじわと喜びがわいてきます。
だから、なんでもいいので、頭の中で考えすぎず実践してみる。実践できてなんぼですよ!!!
あなたの中の天女を目覚めさせる料理教室