煎茶の会というよりも、和菓子を楽しむ会になりつつあるこの企画!(笑)
今回も、夏にふさわしい爽やかな緑茶と、さっぱり梅味の和菓子のコラボが絶妙でした。楽しい時間をありがとうございます。
講師のTOMOKOさんが日本茶と和菓子を通して伝えてくださることは、いつも一貫しています。
私たちの足元にある宝物をもっと楽しもうということ。そして、それを楽しむ時間こそが、私たちに本当の幸せと豊かさをもたらしてくれるということ。
若いときは、目に見えるもの、カタチのあるもの、手にとれるものに意識が向いていて、
それを喜んだり、そこにとらわれたり、一喜一憂してたけど、
少しずつ、目に見えるものを通して、目に見えない、カタチにならない何かを感じることが面白いと思うようになってきました。
日本茶と和菓子も、そういう視点で見てみたら、
どんな視点で和菓子を選んでいるのか、和菓子の作り手はどんな想いを持っているのか、そういう目に見えない部分に思いを馳せたり、
その場を共有する人たちへの敬意とか、おしゃべりが弾む楽しさや、美味しさを表現しようと言葉を紡ぐ瞬間など、書き出せばきりがないほどの世界を体感しています。
ただただ、お茶を飲んでお菓子を食べるだけじゃない。ということを、いつも感じます。
その面白さをもっと伝えたいし、一緒に体感できる仲間が増えればいいなあと、開催するたびに思っているの。