
私が料理教室をしていて気づいたのは、生徒さんの「食事、自炊」と「日常、人生」はつながっている、表裏一体の関係にあるということです。
- 食べたいものがわからない→やりたいことがわからない
- 味つけがわからない→自分基準がない
- 迷ってばかりで決められない→他者の意見にまどわされがち
- やりたくないことばかりやらされる→他責思考、自分で喜びや楽しみを見つける力が弱ってる
- 同じ料理しかつくれない、マンネリ化している→冒険するのがこわい、踏み出す勇気がない
- コンビニで手軽に済ませたい→人生も便利で都合よく、手間をかけたくない
- 外食したほうが美味しい→与えられるのを待っている
- レトルトや冷凍食品で十分だ→プロセス不要、結果だけすぐにほしい
- レシピがないと料理できない→マニュアルがないと安心できない、失敗したくない
- 自炊(自分が作ったもの)は美味しくない→自分のことが好きじゃない、ありのままの自分に自信がない
- 冷蔵庫の中が片付かない、把握できない→頭の中がパンパンで整理できていない
などなど。
人生の問題に直接アプローチしてそれを変えることはとても難しいことですが、自炊という行動は誰でも行えます。
つまり、わたしを生きることをストップさせてている思考のクセや思い込みを、ひっくり返すために自炊をすれば良いのです。
- 自炊をすると、日常生活に必要な知識、能力、マインドが総合的に高まる
- 自炊をすると、日常生活は難しくも大変でもない、楽しく簡単なことだと気づく
- 自炊をすると、日常生活をすこやかに自分らしく営めるようになる(ゆるがない土台づくりができる)
私があなたに手に入れてもらいたいのは、わたしを生きる日常=自分でごはんを作って食べる日常。
サポートするのは、その環境づくりとディレクション。
これが自炊コーチの基本コンセプトです。