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食事でどんなエネルギーを補充してますか?

2021/03/25
食事でどんなエネルギーを補充してますか?

先日開催したランチ会で、家庭の主婦や、子育て中のママ、ひとり暮らしで自炊しているなど、いつも料理を担当している人は、時々、他人の料理を食べたほうがいいよ!という話をしました。

 

なぜなら、料理には作り手のエネルギーが入るから、自分のエネルギーが入ったものを食べてると同じエネルギーばかり補充することになり、しかも、作るのも食べるのも自分のエネルギーだから、マンネリ化してくるし、新鮮なエネルギーが補充できなくて、パワー不足に陥ると感じるからです。

だから、たまには外食したり、家族に作ってもらったり、親しい友人と持ち寄り会をしたり、とにかく、他の人のエネルギー(できれば心地いい良質の!)を補充する機会を作って、自分のエネルギーが枯渇しないようにねー!と。

 

誰にでも、他の人が作ってくれたごはんを食べて、すごく美味しく感じたり、嬉しい気持ちになったり、元気になったりした経験があるのではないですか?

それはきっと、あなたに必要な良質なエネルギーを補充できたサインだと思います。

 

これ、あくまで、私の勝手な理論です。

だけど、私は本気でそう思っています。

 

で、ここから先は、ちょっと怪しいと思われるかもしれませんが。

 

私が、料理教室を通して、食べること、作ることを、飽きもせず考えてきて、食べすぎたり、食べなさすぎたり、自分で作ったり、お気に入りの店を食べ歩いたり、「食事」をいろんな角度から眺めてみて、はっきりわかったことがひとつあります。

 

それは、私たち、食べものという物質を通して、エネルギー(カロリーという意味ではなく生命力という氣のようなもの!)を補充しているのだということです。

 

もちろん、食べたものが持っている物質的要素(ビタミンとか食物繊維とか)も大事だし、私たちのカラダには必要です。

 

だけど、私たちのカラダが求めているのはそれだけじゃない。

食べものが纏っている「生きる力」「自然の力」「愛」「喜び」といったものの方が重要で、そういうエネルギーを食事を通して補充して、自分の命に変換しているのだと思います。

 

だから、生命力の少ないものを食べると、いくら食べてもお腹いっぱいにならなかったり、食べたあとカラダがだるくなったりするし、反対に、生命力に溢れたものを食べると、ほんの少しの量でも満たされるし、元気が湧いてきます。

 

ちなみに、私の中で生命力に溢れたものとは、昔ながらのやり方で育てられたお米、新鮮な地元の野菜、食べることを大切にしている人がつないでくれたもの、料理をすることを喜びとしている人が作ったごはんなどです。

 

機械化されたもの、加工されすぎているもの、パッケージされたもの、均一化されたものには、生命力は少ないと感じます。

 

だから、自分が何を食べるのか、誰が作ったものを食べるのか、自分の生命力にかかわるのでめっちゃ重要だと思っていて、栄養バランスや食事の量や回数よりも、そこを一番大切にしています。

 

できる限り、自分の命を喜ばせる食事がしたいじゃないですかーーー!

(もちろん、そうじゃない食事も、遊びとして、娯楽として、楽しんでますよ。)

 

こうやって、私たちは目には見えないものに生かされていることを体感し、そこを、頭(思考)ではなく感覚で扱えるようになったら、健康であることも、若々しいくあることも、ちっともむつかしいことではないと思うのです。だから、料理教室ではそういうことも伝えています。

 

この話をしたランチ会にご参加くださった方から、後日、とても嬉しい感想が届きました。

 

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食のインスピレーションに出会う機会が少ないので、終わってからもすごくワクワクが残る楽しい講座でした。

たぶん、先生のエネルギーも食事と一緒にたくさん頂いたからですよね。

 

テレワークが増えて自宅にいると、ずっと自分のご飯ばっかりになっちゃうから、エネルギー交換できる場所がなくて、たまにエネルギーの干からびを感じることがあります。

 

エネルギー不足になったら、またお邪魔させてもらいますね。

エネルギーを補充できる場所があるだけで、とても心強いです。

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お伝えしたことが響いてよかった。ありがとうございました!!!