先日、御影の「Delicatessen Polaris(https://cafe-deli-polaris.jimdofree.com/)」さんで美味しいランチをいただきました。
おこめランチは多国籍、無国籍な感じで、これ、どうやって作ってるのかしら?このスパイスが絶妙なんだけどなに?と、ひとつひとつに驚きがいっぱい詰まっていてめちゃ楽しい。なかでも、シチリア伝統料理のベッカフィーコ風(写真右下の柑橘とお魚の料理!)がすごく美味しくて気に入っちゃった。
それで思い出したのが、マクロビオティックで、魚の食べ合わせ(毒消し、中和)には柑橘がいいと教えてもらったことがあり、
それ以来、魚を料理するときは柑橘をあわせたり、翌朝に柑橘を食べたりして、なるほど、確かにそうかもしれないなあと自分のカラダで体感していたのですが、
そうか!遠くイタリアでも、同じように魚と柑橘を組み合わせて食べるんだーーーと思ったら、この組み合わせへの信頼度がさらに深まりました。
こうやって、学んだ知識を知識として蓄積するだけでなく、自分の体感として納得し、腑に落とす経験ってすごく大切で、私の場合、それができたときはじめて学びが完了するというか、自分のものになったなあと感じます。
今回も、魚と柑橘のコンビ最高!!!が本当に理解できて嬉しかったです。
食の世界では、このコンビだけじゃなく、昔から美味しいとされてきた組み合わせには、
ぶりと大根 とか
いかと里芋 とか
きゅうりともろみ とか、
そのコンビならではの理由があって、そこには、食べ物の力でカラダを整えてきた先人たちの知恵がつまっています。
そういう知恵をひとつずつ紐解いて、実際に作って、食べて、体感できる料理は、知識と体感を同時に味わえるすばらしいツールだとあらためて思いました。