一人暮らしを始めたばかりのタイミングでお料理一年生のためのBasic&Necessary入門コースに来てくださった素敵女子!
講座のスタート時に、終わったときに実現していたい目標をお聞きするのですが、
彼女は、ハンバーグとか、餃子とか、マカロニサラダとか、レシピがあって名前がついている料理よりも、
なにげない日の朝ごはん、会社に持っていく気取らないお弁当、疲れた自分を癒す夜ごはんなど、
普段の生活の中で食べる「名もない料理」が作れるようになりたいと語ってくださっていました。
それが少しずつできるようになってきたそうです。
講座を通して、いろんなお話をしました。人生のよもやま話、めちゃ楽しい。
彼女曰く、料理も人生も、ずっと誰かの庇護のもとにあり、ひとりではできない、自分にはその力がないと思いこんで依存してきたのかもしれない、と気づいたそうです。
(仕事もしていて、趣味や仲間との交流もあり、社会的には全然依存しているように見えないですよ。だけど、精神的な部分という意味ではそうだったのかもしれません(^_-)-☆)
だから、そこから脱出して、自分にも一人で暮らしていく力がある、自分で決めていくことができると、自信が持てたことが嬉しいし、
「何が正解か?」「どうすべきか?」というルールにとらわれず、料理も人生も、自分流に楽しめばいいと思えるようになったのがよかったそうです。
自分で自分のために料理を作ることは、自分のために生活を整えることとイコールです。