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<6>私の人生が変化したきっかけ。それは「自炊」でした。

2025/01/11

自炊、楽しんでますか?

人生が大逆転する自炊の法則をお伝えしている自炊コーチの藤本裕子です。


本日は「料理嫌いだった私が料理教室を開くことになるまで」について書いてみました。


料理教室をしていると、


「先生は昔から料理が得意だったんですか?」「料理が好きだったんでしょう?」と聞かれます。


料理を教えることを仕事にしているぐらいだから、そりゃそうだよねー!と思われるかもですが、


答えはNOです。私はずっと料理が嫌いでした。


食べることは好きだけど自分で作るのは大嫌い。料理をすることにいつも苦手意識がありました。


初めてひとりで作ったパスタは調味料を入れ間違えて食べられず、自己嫌悪!


家族のために作ったさばの味噌煮は美味しくないと目の前で捨てられ、自信喪失!


作り置き用に作ったカレーライスはびっくりするほど不味くて、自己肯定感ゼロ!


自分は料理ができないのだとあきらめていたし、


他の人が作ったほうが美味しいのだから、わざわざ自分で作らなくてもいいじゃんと思ってました。


いま思えば、ただ料理をする回数が足りてなかっただけ。練習してなかっただけなんですけどね。


当時の私は30代半ばでサラリーマン生活も15年目に入り、

仕事のキャリアも行き詰まり、

同じ繰り返しの毎日に退屈していました。


年齢とともに増加する体重を気にしながら、

この生活をこのまま続けて健康でいられるのか不安に思いながらも、


海外旅行に行きまくり、登山やカヤックなどのアウトドア、オペラやミュージカルなどの観劇と遊びまわっていて、

美味しいお店を食べ歩くのがなにより大好きでした(笑)


だけど、心の中では、めちゃくちゃ不幸でもないがとびきり幸せでもない状況にモヤモヤしていたのです。


そんなときに出会った一冊の本!!!


そこには・・・


幸福とは目の前の小さな幸せを大切にすることからはじまる。


どんなに社会的地位や名声、財産を得たとしても、日々の生活の中に喜びを感じられない人生はつまらない。


ココロとカラダをすこやかに整えて自分と向き合い丁寧に暮らし、


魂のミッションに向かって毎日をイキイキと自分らしく謳歌することが、


あなたやあなたのまわりを幸せにする一番の方法である。と、書いてあり・・・


もしもあなたがそんな人生を送りたいなら、まずは日々の生活を変えていくべし!!!


なかでも食べることは重要な鍵になる。食が変わればカラダが変わり、


カラダが変わればココロが変わり、ココロが変われば毎日の選択と行動が変わり、


あなたの未来は必ず最高のカタチで現実化するから、騙されたと思ってやってみてと締めくくられていた。


食事は毎日のことなので、取り組みやすく変化させやすい。それで人生が変わるならおいしいことだと思う。


そこまで言うならやってみようかと料理を始めることにしたのです。


それまでの、レシピを見て食べたいものを作るやり方から、


生活の土台づくりとしての自炊に意識を切り替えて、


ただ食べるためではなく、自分を幸せにするセルフケアとして取り組んでみたら、


これがめちゃくちゃ楽しくなっちゃった!!!


料理だけでなく、仕事も、人間関係も、遊びも、恋愛も全部、生活すべてが好転。


日常に喜びが溢れだしてきて、あんなに料理を避けていた私が、


 「料理の楽しさをたくさんの人に伝えたい!」

 「料理で人生が好転する喜びを教えたい!」


と、いうところまで大変身し、

20年勤めた会社を脱サラ、料理教室をはじめることになりました。


料理教室をはじめて今年で15年目です。


たくさんの生徒さんの人生が変わる瞬間に立ち会ってきました。


ミラクルなストーリーがいっぱいあるので、また少しずつ紹介していきたいと思いますが、


いずれも、「自炊」がその人の自立を促し、自分自身の人生を生きるきっかけになっていると感じます。


食べることは、毎日、誰もが必ず向き合うことだから関係ない人などいません。


最初は抵抗があっても、少しずつ積み重ねていくうちに、

みなさん必ず、料理って面白い、こんなに楽しいことだったんですねとおっしゃいます。


自宅のキッチンで好きな時間に自分に合ったやり方で取り組める自炊は、


小さなリスクで大きな変化を起こせる最高のメソッドだと私は確信しています。


漠然と自炊するのではなく意図をもって自炊する。


それが人生を好転させるきっかけになるのだとしたらやってみる価値あると思いませんか?