こんにちは!自炊コーチの藤本裕子です
「わたしを取り戻し、わたしを生きる」ための
自炊をお伝えしています。
以前、子どもに牛乳を飲ませるかどうか
悩んでいるママさんから
相談がありました。
ママさんの悩みは
「牛乳を飲ませるかどうか」
だけど、そこには
牛乳だけでは終わらない様々な悩みが
何層にも重なっています。

・子どもが食べるものを
親がどこまでコントロールできるのか?
・周りとの付き合いや説明は
そうすればいいのか?
・外食や旅先で困ることはないか?
・飲ませる、飲ませないを決めたとして
納得してやっていけるのか?
そして、
そもそもだけど
牛乳は飲んだほうがいいのか、
(栄養として必要なのか)
それとも飲まないほうがいいのか?
(カラダに悪いのか)
そこからしてわからない。
これ、牛乳に限らず、
スナック菓子、ジャンクフード
コンビニスイーツでもあるあるだし、
添加物や農薬は避けたほうがいいのかと
かたちを変えてやってきます。
テレビやネットフリックス
スマホやゲームはどうするのか
というのも根っこは同じかもしれません。
アレルギーがあるとか
お医者さんから禁止されてるのであれば
どうしたらいいのか明確にわかるけど
そうでなければ悩ましい。
誰もが一度や二度は経験したことのある
悩みではないでしょうか。

ぶっちゃけ、
こういう相談は
私が
「こうしたらいいよ!」
「これが正解だよ!」と言えば
安心して、納得してもらえるのだと思う。
だけど
私はそれをしないように
(私が答えを渡さないように)
全神経を集中させるようにしています。
私の役目は
私の答えを渡すことではなく
目の前の人が自分で答えを見つける
お手伝いをすることだから。
本当に正解はないと、私は思います。
ある人には薬になるものも
他の人には毒になることだってあるし
一年前は大丈夫だったとしても
いまも大丈夫とは限らない。
だから、こうだと決めつけることはできない。
そこに気づいてもらうこと。
そして、
私たちにはいろんな選択肢があって
誰かの意見や学術的根拠も
参考にしていいし
その時、その場所の状況に合わせて
対応方法を変えてもいいと
知ってもらうこと。
例えば
家では牛乳は買わないけど
学校やお友達の家ででてきたときは
飲もう、とか
普段は気にしないけど
胃腸の調子が悪いときは飲まない、など
健康のための飲まなきゃ!も
健康のために排除しなきゃ!も
目の前の現実に合ってなければ
絵にかいた餅!
いかに現実的でいられるかの視点も
忘れてはいけないこと。

質問をくださったママさんは
いろんなやり取りの後、
「0か100で考えなくてもいいって
ことですね。」
「答えにはたくさんの
グラデーションがあるとわかりました。」
と、おっしゃって
ご自身なりに方針を決めることが
できたようです。
まじめで
ちゃんとしなきゃと思っている人ほど
完璧に決めることを求めがちだけど
毎日の生活の中でうまれる疑問の答えは
ひとつではないし
ひとつに決めなくてもいいし
決めてから変えてもいい。
その曖昧さを
自分にインストールしておいても
いいんじゃないかなと思います。