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94.人との関係がシンプルになる

2026/04/04

 

こんにちは!自炊コーチの藤本裕子です。

「わたしを取り戻し、わたしを生きる」ための

自炊をお伝えしています。

 

私が、自炊をしてよかったと思うことはたくさんありますが、

 

そのひとつが、

「できること」と「できないこと」の

境界線が見極められるようになったことです。

 

なぜなら、

自炊をすると

そこにかけられる時間やお金、

自分の体力や食べられる量など

自分のカラダの限界を知ることになります。

 

あれもこれもやろうとしても

時間が足りなかったり、

作りすぎて食べきれなかったり、

疲れている日は思うように動けなかったり。

 

そうやって、

自分にできることには限界があると体感していきます。

 

 

同時に、自炊をしていると

私たちの生活には、自然に任せるしかないことや

人の手ではどうにもできない領域があることも

知るようになります。

 

例えば、

季節にあわせて植物が育つこと。

 

旬以外のものは、本来いつでも

食べられるわけではないし、

天候によって出来が左右され、

好きなときに好きなだけ手に入るわけではないと

わかるようになります。

 

また、味噌や梅干しのように、

ゆっくり時間をかけて育つものがあること。

 

すぐに欲しい、すぐに食べたいと思っても

手間や時間が必要な場合もあるし

それができるまでどうやって待つか、

何を代替えにやっていこうかと

考えられるようになります。

 

自炊とは、

こうした自然との付き合い方を学ぶ時間であり、

そして、それは、人との付き合い方でも同じだと思います。

 

自分にできることと、どうにもできないことがある。

自分が引き受ける領域と、相手に委ねる領域がある。

 

その境界線が見えてくると、

 

必要以上に関わりすぎたり、

反対に、必要以上に依存したりすることが

少なくなっていきます。

 

 

私は、苦手な人や嫌いな人がほとんどいなくて、

人間関係で悩むこともあまりありません。

 

そう話すと、たいてい驚かれるから、

人との関係に悩んでいる人は多いのだと思います。

 

もちろん私も、

「そういう言い方は少し傷つくな」とか

「どうしてそんなことをするんだろう」と

感じることはあるし、

 

反対に、

「あのとき、こうすればよかったな」とか

「もっと違う伝え方ができたかもしれない」と

振り返ることもあります。

 

だけど、それが理由で相手を嫌いになることはないし、

人間関係がこじれて長く引きずることもありません。

 

以前は、

そんな自分は冷たい、

人として大切な何かが抜けているのかも

と思うこともありましたが、

 

もしかしたら、

自分と相手との境界線が

はっきりしているだけなのかもしれません。

 

自分で引き受けられることは、きちんと向き合ってやる。

 

だけど、自分ではどうにもできないことは

相手に任せる。

流れに任せる。

自然に任せる。

 

その線引きができるようになると、

人との関係は、驚くほどシンプルになります。

 

無理にわかろうとしなくてもいいし、

無理に変えようとしなくてもいい。

それぞれが、それぞれの領域で生きているとわかるからです。

 

自炊は、

自分の限界と自然の流れを知ることで

人とのちょうどいい距離感を教えてくれます。

 

その感覚が育っていくと、

人間関係は、もっと軽やかで心地よいものに

変わっていきます。