こんにちは!自炊コーチの藤本裕子です
「わたしを取り戻し、わたしを生きる」ための
自炊をお伝えしています
料理教室で
答えるのがむずかしい質問のひとつが火加減です。
強火ですか?
弱火ですか?
何分くらい火にかけますか?
そう聞かれるたびに、
火加減についてどうお話しようかなと考えます。
もしこれが
知識だけの問題なら、答えは簡単です。
技術の問題なら、練習すれば解決します。
でも、火加減の話はそれだけで終わらないことが多い。

料理教室には
いつも焦がしてしまう人と
いつも生焼けになってしまう人がいます。
焦がしてしまう人は
思い切りがよくて、まずは動いてみるタイプ。
人間関係でも素直で正直な言動ゆえに
ぶつかることもあるのかもしれません。
反対に
生焼けで止めてしまう人は
とても慎重で、ちょっぴり心配性なタイプ。
衝突は少ないけど、もしかしたら
本音を引っ込めていることが多いのかもしれません。
料理には、そんなその人の癖が
そのまま表れることがあります。
火加減もそのひとつです。
だからといって、
焦がしてしまうのも生焼けになるのも、
ダメなわけじゃない。
自分がどんなふうに世界と向き合っているかが
たまたま出ているだけ。
自分を知るためのヒントであり、
他の人との違いに気づくきっかけのひとつです。
だから、火加減も
いつもの自分を観察して
「私には、こういう傾向があるのかも」と
思いあたることはないでしょうか。
レシピが正解でもなければ、
もう少しだけ火を弱めてみようかな
もうちょっとだけ待ってみようかな
料理の火加減はいくらでも調整できます。