断食をする、したことがある、という話をしたときにかえってくる反応のひとつに
「えーーー!断食!食べないんですか?」「絶対、お腹空くでしょ!!!」「私にはムリです!耐えられません。」というのがあります。
まあ、わかります。そうですよね、ごはんを食べなかったらお腹が空くというのはカラダの機能としてあたり前のことだから。
だけど、なんで、その反応なの???と、いつも不思議に思います。やったこともないのに、そうやって決めつけちゃうのはなぜ?(笑)
断食をおすすめしたいわけじゃなく、
私の体験のひとつとして、「よかった!」「楽しかった♪」「いい経験だったよ。」と感じたから話をしているだけで、
やる、やらないは、受け取った人が決めたらいいし、「絶対ムリ!」という反応もありです。オッケーです。
だけど、その前段階として、
自分はなぜ、まだやったことのない、体験したことのない未知数のものに「絶対ムリ!」というラッテルを容易につけちゃうのか。
そこを考えたほうがいいし、そういうことをしていると気づいたほうがいい。
物事の本質を見るってそういうことだと思います。
体験する前からムリだと決めている自分がいる。そんな自分のクセを見ること。断食だけでなく、他の場面でも同じことをやっていないか思い巡らせてみることです。
もちろん、人には、得意不得意、向き不向きがあるから、どうしてもムリなことはあります。それは、かまわない。
ですが、未知のものはどこまでいっても未知だから、容易に判断できないし、判断しないほうがチャンスは増えると思います。
そして、絶対ムリと思ったこと(過剰に反応ちゃうこと)のほうが、自分に必要な場合も多いです。
この世界で、たまたま目にしたこと、耳に入ったことは、偶然のようでいて偶然じゃない。どちらかといえば必然だから、
それをどうとらえるかで、思わぬきっかけをつかんだり、喜びや楽しみ(ときに、悲しみや苦しみも!)の幅が広がることを忘れないで。
先日、以前に講座を受けてくださった受講生さんが、断食をしたと感想を綴っていらっしゃって、その変化っぷりと、体験したからこその素直な気持ちにズキュンと心を打たれました。
やってみるってすばらしいです。私も、やる前からムリっていうのはやめようとあらためて思いましたー!
ちなみに、私は、断食をして、お腹が空いてもうムリってなったことはないし、彼女もお腹が空いて困ることはなかったと言ってました。
やってみたら、楽々クリアできることはいっぱいあるよ。