私は、天城越えって、情熱的な恋愛ソングだと思っていて、今回もそのつもりで聴いてたんだけど、
なぜか途中から、この歌の内容が自分のいまの仕事への想いとダブってきて、
あーーー!私、この気持ちすごいわかる。
そうよ、そうよ、何があっても離れるつもりはない。
どんな峠も一緒に越えていきたい。
めちゃくちゃ共感できるわ。
えっ?!私にはこれ、応援ソングに聴こえる。そう思ったら胸がいっぱいになって泣けてきました。
いまの仕事と人生はすでに一体化していて、やめるのは私が死ぬときだと思っているから、
それまでは何があってもやめないだろうし、もし、途中でやめなきゃいけなくなったら、それから先の人生は死んだように生きるんだろうなと、ぼんやり想像していたのが、
この歌であぶりだされたというか、それほどまでに情熱的に、まるで愛し合う男女のように私は仕事を愛していることに気づいて、もう、ほんと、観念した。
そうしたら、大変なときも、辛いときも、「何があってももういいの〜♪」と歌うだけで気が抜けて、
そっか、私がそうしたいからやってるんだし、仕方がないよなあと、フッと緩むというか諦められるんだよね(笑)
この気持ち、石川さゆりさんが歌っているときには感じなかったから、
広瀬香美さんの解説のおかげなのか、純度高い体当たり演奏がそう思わせるのか、はたまた私の受け止め方の変化か、
いずれにしても、ちょっとーーー!広瀬香美すごくない?!すごいよね!!!と興奮しちゃいました。
(動画はこちら https://youtu.be/Kn7SxiAQT2s)
やっぱり音楽はいいな。演奏する人によって、自分の置かれた状況によって、いろんな捉え方ができるから何通りにも楽しめる。
料理の本質も同じだろうなあと思います。