先日開催した <人生をウキウキにするお惣菜七変化>のレッスン以降、ズッキーニレシピの展開が止まりません(笑)
レッスンをする際は、もしもの場合に備えて、食材は少し多めに調達します。
傷んでたり、切り方を間違ったり、いろいろハプニングは起きるから。
なので、レッスン後は、しばらく同じ食材が続いちゃうー!それをどうやって食べようかと考えるのは、私の腕試し、勉強のひとつです。
今回はズッキーニを味噌漬けにして、それを展開するのがお気に入りです。
味噌漬けを豆乳ヨーグルトと和えたり、刻んでチャーハンの具にしたり、残った味噌でそうめんのタレを作ったり・・・。
美味しすぎてハマる。あれもこれもと作ってみたいものが浮かぶので食べるの忙しい!!!
こうやって、いろんなアイディアがわいてくるのは私の頭の柔らかさや発想力だとよく言われるけど、でもね、それだけじゃないと思うんですよ。
どんなに天才的なピアニストでも、ずば抜けたテクニックを持ったスポーツ選手でも、めちゃ研究して練習しているはずです。普通の人以上に!
そんな中、天才でもなければ、ずば抜けたテクニックも持ってない凡人の私が、もし、少しでもレシピのアレンジに秀でている部分があるのだとしたら、
それは、小さいころから、ありとあらゆる料理雑誌、レシピ本を読み漁ってきた経験です。
母が料理の先生をしていたこともあり、我が家の本棚には料理雑誌、レシピ本、切り抜きが溢れていました。
それらをパラパラとめくっては、食材の季節感を学んだり、作り方を考えたり、出来上がりの味を想像するのが日常。
いま思えば、それは、野球少年の千本ノックみたいなもので、実際に料理をするようになってはじめて、自分の中に、結構な量の知識と情報が蓄積されていることに気がついたのです。
おかげで、食材の組み合わせのアイディアはたくさん思いつくし、レシピを見たり考えたりするだけで味が想像できるという特技?!もあります。
千本ノックで蓄積した情報は、目には見えないけど私の貴重な財産。
同じように、誰にでも、そんな、無意識にやってきた千本ノック、蓄積してきた貴重な財産があるはずです。
それは、自分ではあたり前だけど、他の人から見たら称賛に値するスゴイことで、勝手にできていることで、知らず知らず磨いていたこと。
天分をいかして生きるって、それを見つけて、認めて、活用していくだけだと思うよ。