上っ面の知識や情報ではなく、自分を知り、自分で考え、自分に心地よく毎日を過ごす力が本物の生きる力だと思います。
天女の台所でやっているのは、料理を切り口にその生きる力を高めていくレッスンで、なかでも天女講座は、料理をしながら、自分の計画力/五感力/判断力/決断力/集中力/発想力/表現力/創造力を磨いていきます。
受講生からは、
「かなりマニアックですねー!」
「めちゃ、面白い!」
「だけど、わかる人にはわかるけど、わからん人にはさっぱりやと思います(笑)」
と、言われています。
ほんと、私もそう思います。
料理教室とは、作り方やレシピを教えてくれるところという概念をぶち壊して来てもらわなきゃいけないかも。
今回の天女講座のテーマは「創造力」でした。
家庭で作る日々の料理は、そのほとんどが名前のない料理です。
何かと何かを和えたもの!
何かと何かを炒めたもの!
何かと何かを煮たもの!
なぜなら、冷蔵庫の中の材料で、その日の状況にあわせて食事を作るには、レストランのメニューみたいに名前があるものばかり作ってられないからね。
いまのように、スーパーのお惣菜やレトルト食品がなかった時代のお母さんたちは、これが上手だったんじゃないかな?
自分で生みだす力。
それが創造力です。
あなたは何種類の白和えが作れますか?
白和えは「ほうれん草」で作るもの。
「こんにゃく」がなければ作れないもの。
と、決めつけていませんか?
その枠に気づいて、もっと自由に、思うがままに新しい食材を組み合わせてみよう!
今回の白和えは「菜の花」と「いちご」でした。
この組み合わせの美味しさにヒントを得た受講生さんは、
「家に帰ったら、柑橘と昆布で作ってみたいです!」と、新しいレシピを生みだしてました。
そう、そう、それですよ。
私も新しいアイデアいただきました。ありがとうございます。
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