和えるという料理方法が私は大好きです。
このレッスンでは、作りたいものがありすぎて、毎回、何を作ろうかーーーと悩みます。選びきれない。
だから、お皿が盛り盛りになっちゃうの(笑)
どうしてこんなに和えものが好きなんだろうか・・・
それはもちろん、簡単なのに美味しいからで、素材を選ばない懐の深さがあるからで、
さらに言うなら、和えるという文化が素敵だと思うからです!
以前、とても尊敬している方にお料理を教えてもらったとき、
その方は、「和える」と「混ぜる」の違いをお話してくださいました。
和えるとは調和の和!
和え衣が素材を包み込むように、料理全体が調和するように仕上げることを「和える」と言うのだと。
日本では、昔から、「和えもの」が食事の中にも生活の中にもあたり前にあって、
和える(調和する)を自然とやっていた。できていた。
それは、ランダムに混ぜるのと全く違うエネルギーなのよ、と。
そうか、私たちは、和えものを作り、和えものを食べて調和してきたんだなあとめちゃくちゃ感動したのです。
だから、ご縁があってこのレッスンに参加してくださる方々には、そのことも絶対に伝えたいと思っています。
で、いろいろ和えてみて、どの和えものも人気なのですが、
(私はゴマ和えが一番好きなのですが)
みなさんもれなく全員、美味しかった、びっくりした、自分でも作りますとハマるのが「白和え」なんです。
いやはや、ほんま、確かに美味しいけど、それほど特別なものでもないはずなのに、
こんなにも白和えに恋する人が続出するとは思ってなかったです。
白和えをきっかけに、みなさんの中に調和のエッセンスが生まれているのなら、こんなに嬉しいことはない。
ぜひ、どんどん作って和えていってくださいね。