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16.台所には、その人の癖が出る

2026/01/16

 

こんにちは!自炊コーチの藤本裕子です

「わたしを取り戻し、わたしを生きる」ための

自炊をお伝えしています


料理教室で

答えるのがむずかしい質問のひとつが

火加減です。


強火ですか?

弱火ですか?

何分くらい火にかけますか?


そう聞かれるたびに、

火加減について

どうお話しようかなと考えます。


もしこれが

知識だけの問題なら、答えは簡単です。


技術の問題なら、練習すれば解決します。


でも、火加減の話は

それだけで終わらないことが多い。



料理教室には

いつも焦がしてしまう人と

いつも生焼けになってしまう人がいます。


焦がしてしまう人は

思い切りがよくて、まずは動いてみるタイプ。


人間関係でも

素直で正直な言動ゆえに

ぶつかることもあるのかもしれません。


反対に

生焼けで止めてしまう人は

とても慎重で、ちょっぴり心配性なタイプ。


衝突は少ないけど、

もしかしたら、本音を引っ込めていることも

あるのかもしれません。


料理には、

そんなその人の癖が

そのまま表れることがあります。


だからといって

焦がしてしまうのも、

生焼けになるのも、

ダメなわけではありません。


自分が

どんなふうに世界と向き合っているかが

たまたま出ているだけ。


自炊は

自分を知るためのヒントであり、

他の人との違いに気づく

きっかけのひとつです。


「私は、こういう傾向があるんだな」


そう気づけたら、

それだけで十分。


その上で、

今日は少し火を弱めてみようかな

もうちょっとだけ待ってみようかな

と選び直せばいい。

 

自分そのものを直す必要はないけれど

料理はいくらでも調整できるのです。