こんにちは!自炊コーチの藤本裕子です。
「わたしを取り戻し、わたしを生きる」ための
自炊をお伝えしています。
あなたが、「私、料理が下手だな」「苦手だな」と
感じるのはどんな時ですか?
野菜が上手く切れなくて不揃いになったり
ちょっと目を離したすきに鍋を焦がしたり
味つけしたはずが食べてみたら薄かったり
いろんなシチュエーションが浮かぶと思います。
その時、あなたの心の中では、
どんな会話が繰り広げられていたのか
思い出してみてほしい。

人参を細切りにしたいのに、
切っていくうちにどんどん太くなっていく。
なんでこんなに太さが違うのか。
私が不器用だからダメなんだ!
私に集中力がないからできないんだ!
もう、いやになっちゃうなあ・・・とか。
さっき、味見をしたときは美味しかったのに
いざ食べてみたら味がしない。
あの味見の美味しさは勘違いだったのか。
私が味覚音痴だから美味しくできないんだ!
私に味つけのセンスがないから難しいんだ!
これだったら買ってきたほうがマシ・・・とか。
どちらかというと否定的な自分へのダメ出しが
聞こえるのではないでしょうか。
その気持ちはめちゃくちゃわかります。
私も、昔は、上手くいかないたびに
「こんなこともできない自分は役立たず」と
本気で思っていましたから。

そうやって、私達はとてもナチュラルに
目の前の結果(たいていはよくないこと)と
自分の能力や才能をつなげてしまう。
だけど、その思考回路では
自己否定の無限ループのまま
料理が上達することも、
ましてや好きになることも難しいと思います。
だからまずは
人参を細切りにしていたのに
いつの間にか倍ぐらいの太さになっていたなら、
不揃いになる=ダメという思い込みを捨てて
なんでだろう?
いつの間にか太くなってるなぁと
目の前の状況をそのまま素直に受け止めて
笑い飛ばせばいい。
その上で、だけどやっぱり
人参の幅は揃っていたほうがいいなと感じたら
どうすれば人参を美しく細切りにできるか?を
考えてみる、調べてみる、誰かに聞いてみる。
上手くできるやり方やコツが必ず見つかります。
味見してバッチリだと思っていたのに
食べてみたらちょっと薄かったのなら
味が決まらない=料理下手という概念を手放して
そんな日もある!
これはこれで美味しい!と楽しむもよし
テーブルの上で調味料を追加するもよし。
その上で、だけどやっぱり
自分好みの美味しい味つけを
安定的にできるようになりたいなと思うなら
なぜ、味見のときと食べたときで味が違うのか?
考えてみる、調べてみる、誰かに聞いてみる。
そうすると、その理由が必ずわかります。

料理の上手下手は、
センスや才能によるものが大きいと
思っている人は多いけど、そうではありません。
上手くいかない人は
失敗したときに内側で感じている
「自分はこうだから」という思い込みや
「だから私はダメなんだ」という決めつけが
邪魔をしていることが多いのだと思います。
その決めつけや思い込みをとっぱらって、
なぜできなかったのか?
どうすれば上手くいくのか?
みんなはどうやってるんだろう?という
小さな小さな問いの積み重ねができるかどうか。
それを続けていくうちに
自分がどこでつまずきやすいのか、
どんなやり方が合っているのか少しずつ見えてきます。
それは料理の上達だけでなく、
自分自身を知ることにつながっているのだと思います。