考えてみたら、私は芦屋で暮らしたいと願っていたわけじゃないし、こんなに天井の高い部屋がいいとイメージしていたわけでもない。
だけど、いま、なぜかこの部屋にいて、それは私が想像していた以上の快適な生活をもたらしてくれています。
もちろん、私が選択してきた結果なんだけど、その一方で、ずっと夢見ていること、こんな未来にしたいと願っていることは叶ってなかったりする。
不思議だなあと思ったーーー!
もしかしたら、必要なものは願わなくても転がり込んでくるし、必要ないものはどんなに願っても手に入らないのかも。
(頭で考える願いは、たいがい自分勝手なものだからね(笑))
だとしたら、願いとか、望みとか、理想の未来とか、いまの自分で考えている範囲なんてたかがしれていて、それだけをゴールにしてしまうと小さくまとまっちゃう。とてももったいない。
夢があるのはすばらしいし、そこに向かって努力するのも悪くない。だけど、未来はそれだけじゃない。
選択肢も可能性もたくさんあって、いまの自分には見えていない(顕在意識ではわからない)ものが用意されているから、
ゆとりとか、ゆらぎとか、あそびのような、空白を残しておくことが大事だなと感じています。
願ってなかったのに、いざ叶ったら、そうそう、こういうのが理想だったんだよと気づいたのも面白い。わかってなかっただけで、きっと潜在意識では望んでいたのだろうね。
がむしゃらに手に入れるというよりも、気がつけばそこにいたというのが好き。本当の願いを叶えるコツのような気がします。