きっかけは、「和風グラタンってなんだろう?!」と、ふと考えたとき。ネットで和風を検索するとあがってきたのが、和パスタこななでした。
パスタもグラタンも、もともとは日本にはなかった調理法です。海外から入ってきたときは、きっと珍しく、馴染みなく、全く違ったものだったでしょう。
それが、初めから日本にありましたみたいに溶け込んでいます。海外の文化を「和」と融合させていく感性は、日本独特なのでしょうか。
カレーライスも、あんパンも、かつ丼も、本場の人からみたら、日本の食べものになっちゃってるから。
そんなことを思いつつ、
だからこそ、和風グラタンも、ただ、和の食材をプラスすればいいという安直なものではないはずと考えて。
そしたら、和パスタこななのコンセプトに、
和の風味を加えただけの「和風」パスタではなく日本の四季から生まれる素材を丁寧にしっかり楽しむ。それがこななの「和ぱすた」です
と書いてあって、興味がでました。
で、さっそく食べに行ってみた!!!
どのメニューも、出汁、醤油、味噌、豆乳といった素材が使われていて、イタリアのパスタとは全く違ったものになってます。
それがよく考えられていて、ヘルシーでさっぱりしていると、日本人の舌と心をつかんでいる感じ。
実際、私も、どのパスタを食べるかめちゃ悩んでしまった。あと3回ぐらい通わねばわからないかも・・・と思ったぐらい(笑)
そもそものきっかけが、「和風グラタンってなんだろう?!」を検証するためだったということを思い出して、
あっさりしているけど、しっかり食べ応えがあります。
山椒がきいた七味をかけるとさらに和風が強まります。
ごぼうがカリカリにフライドされていたのが、なるほどと思いました。食感のバランスは大事だね!!!
いろいろ参考になる。
パスタもここまできたのかと、勝手に感慨深くなっちゃった。
このお店のメニュー開発、ちょっと楽しそうです。
当初のお題、和風グラタンは2月の人生をウキウキにするお惣菜七変化で登場する予定。もう少し考えてみます!