そのひとつは
人間側の都合で
ことをすすめられない
不自由さがあるからかも
と推察しています
梅が実る時期
熟すタイミング
仕込み時のサイン
どれも私たちには決められない
コントロールできないことです
次の日曜日に作業したいと思っても
自然界のリズムと
合ってなければムリな話で
私たち人間側が
自然のスケジュールに
合わせるしかないのが
季節の手仕事!
もちろん
少しぐらいの誤差は
問題ないので
実際はそこまで大変じゃ
ないけど
私たちの都合を
ゴリゴリ押し通すより
自然の織り成すリズムに
合わせたほうが上手くいく♡
それを楽しいと感じるか
煩わしいと感じるか
そこが分れ目だと思います
梅しごとにかかわらず
フキをとってきて佃煮を作る
いちごを摘んでジャムにする
らっきょを漬けるとかも同じ
現代社会に生きていると
効率的に
ムダなく手早くこなしていくことが
いいとされるので
季節の手仕事にも
その価値観を持ち込み
自分の都合で
すすめたくなるかもだけど
そういうときこそ
自分を振り返るチャンス!
自然界に生かされて
その豊かさを享受している私たちは
そういうもんだよね~
自分に都合のいいようには
できないよね~と
効率とは真逆の価値観を思い出して
焦らず慌てず
自然のリズムに
身を委ねてみるべし!!!
それが「調和する」
ということだから
おおらかに受け止めるレッスンを
させてもらっているんだと思います