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85.大人になるということ

2026/03/26

 

こんにちは!自炊コーチの藤本裕子です。

「わたしを取り戻し、わたしを生きる」ための

自炊をお伝えしています。

 

小学生の姪っ子(10歳)は漫画を書くのが好きで

 

日常の他愛もない出来事や

友達との会話などをもとに

いろんなストーリーを考えて楽しませてくれます。

 

そんな彼女が、先日、見せてくれたのは

「大人になるとはどういうこと?」

というタイトルの漫画でした。

 

そのストーリーは、

 

学校に行けなくなった友達を心配する主人公が

見守ったり、そっと声をかけたりしながら

「大人になるってどういうことかな?」と

疑問を持ちはじめるんだけど、

 

その時、お母さんが

「ごはん出来たよー」と呼ぶ声が聞こえてきて、

食卓には美味しそうなオムライスが並んでる。

 

それを見た瞬間、

「そうだ、大人になるって、こんなごはんを

 ひとりで作れるようになることだ。」

と納得するというオチです。

 

 

これを読んだとき

小学生がこの結論に辿り着いたことに驚いたし、

めちゃくちゃ真理だと思いました。

 

なぜなら、

年齢は大人(18歳以上)でも

精神的に大人かどうかは別問題だということは

ほとんどの人が知っています。

 

自分の面倒を自分でみれる。

自分の機嫌を自分でとれる。

自分のことを自分で決められる。

 

それができるかどうかが

大人と子どもを分けるひとつの目安になります。

 

そして、ひとりでごはんを作れることは

この大人の目安に達しているとわかる

バロメーターのひとつではありませんか。

 

言い換えれば

自炊(自分で食べるものを自分で作る)は

 

自分の面倒をみる、自分の機嫌をとる、

自分で決めることを

誰かに依存しなくてもできるということです。

 

定食屋さんでごはんをオーダーしたり、

コンビニでお弁当を買って帰るのは

お金があれば子どもでもできるかもしれない。

 

だけど、

毎朝ごはんを炊いてお味噌汁をつくったり、

 

卵焼きにするか茹で卵にするか考えて

肉と魚のどっちにしようか決めて

日々の食事を整えるのは

自分を確立していく過程の中で

身についていく力だと思います。


 

レトルトごはんに頼るのも

冷凍餃子を使うのも、それがダメなのではない。

 

自分でごはんを炊くことはできるけど

今日は疲れてるから、今日は時間がないから

レトルトの日もある、とか、

 

自分で餃子を作ることもできるけど

子どもの友達が遊びに来る日は

がっつり食べてもらいたいから

冷凍餃子を買って来る、など

 

それは依存ではなく生活に合わせた選択です。

 

だけど、一度もごはんを炊いたことがない、

自分で炊くつもりもないとしたら

選択肢がひとつしかないレトルト依存だし、

 

冷凍食品ありきで食卓が回っているのなら、

それが手に入らなくなったときどうするのか?

ある日、食べるものが何もないなんてことが

起こり得るかもしれません。

 

自炊をするとは

まさに大人の入り口に立つこと。

 

外側から与えられるのを待つだけの存在から

自分の内側からうみだすことができる存在へ。

 

一人前への通過儀礼みたいなものだと思います。

 

それは、生きる基本であり

自分の人生を自分で支えられるという

安心感につながっています。